【パサパサ】髪が絡まる原因と対策方法【ギシギシ】
傷んだ髪は絡みやすい
いつもと同じヘアケアをしているのに髪が絡む…
シャンプー中に髪が絡んで指が通らない…
そんなお悩みはありませんか?
髪を手グシて梳かしただけで引っかかって切れてしまうのは髪の絡みが原因です。
今回はそんなイライラの原因、髪の絡まりについてお伝えします。
髪が絡む原因はコレ!
髪が絡まってしまう原因には大きく分けて2つあります。
ご自分に当てはまることがあるかもしれませんので確認してみてください。
髪質が細い
髪が細い人は、太い人と比べて髪の芯が柔らかくコシがないためどうしても絡まりやすくなります。
髪の太さは生まれ持った性質や加齢によって変化するものなので変えることは難しいのですが、丁寧なトリートメントやケラチンを含んだアイテムでケアをすることでハリコシをUPさせることができます。
髪のキューティクルの乱れ
髪の表面は『キューティクル』という硬いタンパク質で覆われています。
健康な髪はキューティクルが魚の鱗のように隙間なく重なっています。
左の図のようにキューティクルが整い、ぴったりと張り付いていれば髪は絡みにくくツヤも出やすいのですが、髪がダメージを受けると右の図のようにささくれ立ってしまいます。
その結果、髪の毛同士が引っかかり絡みの原因になります。
キューティクルが乱れる原因
キューティクルが乱れてしまうのは普段のヘアケアやヘアカラーなどによって髪がダメージを受けることが原因です。
その代表的な例が以下になります。
ヘアアイロンの熱
ヘアアイロンやコテの熱で髪に負担がかかります。
髪の毛の主な成分はタンパク質。タンパク質は熱が加わると『熱変性』を起こし硬くなります。
もちろんキューティクルもタンパク質なので、熱変性が起こると硬くなってしまい、髪表面から剥がれやすくなります。
カラーやパーマによるケミカルダメージ
髪のキューティクルは通常、弱酸性の状態で隙間なく閉じて落ち着いています。
ヘアカラーやパーマでは薬剤を髪に浸透させるために薬剤に含まれるアルカリの力でキューティクルを開きます。
キューティクルが開いた髪はとてもデリケートで傷みやすくなり、キューティクルそのものも剥がれ落ちてしまいます。
洗浄力の強いシャンプー
髪は濡れている時はキューティクルが開き、髪の中のタンパク質や油分が流れ出やすい状態に。
その状態で洗浄力の強いシャンプーを使うと髪に必要な油分や水分まで洗い流してしまい髪全体が乾燥しやすくなってしまいます。
紫外線
髪の毛に紫外線が当たるとタンパク変性が起こりキューティクルに空洞ができてしまいます。
空洞のできた髪は水分が蒸発しやすくなり乾燥し、髪の表面が荒れてしまい絡みやすくなります。
これらの要因から髪がダメージしてしまうと、キューティクルが開きっぱなしになり、髪が絡みやすくなってしまうのです。
髪の絡みを防ぐ方法
髪の絡まりを防ぐためにはそもそも髪が傷ませないことが大切ですが、ヘアカラーやアイロンによるスタイリングは繰り返し行われるため防ぐことが難しいですよね。
そんな時はこれから紹介する方法で髪の絡みを防いでみてはいかがでしょうか。
シャンプーの方法を変える
毎日のヘアケアといえばシャンプー。
普段のシャンプーの方法を変えるだけでも絡まりを防ぐことができます。
1、シャンプー前にブラッシングをする
シャンプーをする前にブラッシングをすることで髪のもつれをほどき汚れが浮きやすくなります。
予め絡みをとっておくことでシャンプー中に髪が絡むことを防げます。
ブラッシングの効果はこちら2、しっかりすすぐ
シャンプー前のすすぎを念入りに行いましょう。
しっかりとすすぐと髪の汚れの7割はお湯で落ちていきます。
また、髪が水分をたっぷり含むことでシャンプーの泡立ちがよくなります。
キメの細かい泡はクッションとなり髪の摩擦を防ぎますので髪同士が絡みにくくなります。3、シャンプーは優しいものを選ぶ
できるだけ洗浄力が優しいシャンプーを使用しましょう。
髪と頭皮に必要な水分や油分を取りすぎないアミノ酸ベースのシャンプーがオススメです。4、頭皮を洗う
髪を擦るように洗ってしまうと絡まってしまいます。
シャンプーをする時は頭皮を中心に洗いましょう。
毛先の汚れはシャンプーを流すときにほとんど落ちていきますので心配しなくても大丈夫です。5、トリートメントの時間を置く
毛先を中心にトリートメントをつけたら、そのまま3〜5分放置します。
できればトリートメントをつけたら目の荒いクシで毛先から梳かし、満遍なくトリートメントが毛先につくように。
そうすることで髪の内外両方に潤いを与えます。
乾かし方を変える
ドライヤーを使った乾かし方1つでも髪の絡まり防止に繋がります。
1、タオルドライは優しく
シャンプー後の髪は水分を含み、膨らんでいます。
とてもデリケートな状態なのでゴシゴシ拭くのはNG。
優しく髪を包み、ゆっくり抑えるように髪の水分を拭きましょう。
2、流さないトリートメントをつける
乾かす前に毛先から流さないタイプのトリートメントを塗布します。
髪表面に薄い油の膜を作り水分の過剰な蒸発を防ぎます。
またキューティクルを保護することで髪同士の摩擦を防げます。
3、ドライヤーの風は上から下に向かって当てる
髪の根本から毛先に向かって風を当てます。
キューティクルと同じ方向に風を当てることで、髪が滑らかな状態になります。
ドライヤーの先をブンブン振るのは毛先がアチコチに乱れてしまうのでNGです。
ゆっくり優しく乾かしましょう。
4、冷風で仕上げる
髪を乾かしたら最後は冷風を当てましょう。髪に冷風を当てるとキューティクルが閉じます。
指通りが滑らかになり髪が絡みにくくなります。
毛先や枝毛をカットする
これは最終手段かもしれませんが、髪は毛先のパサついているところが絡みやすくなりますので毛先をカットしてしまう、もしくは枝毛だけでも切ってしまえば髪が絡みにくくなります。
髪の絡むストレスに比べたら、毛先だけでもカットしてしまう方がずっとスッキリするかもしれません。
髪の表面を整えて絡まない髪に
このように髪が絡んでしまう原因は主に髪のダメージ。
そして解決方法は、日々のヘアケアの中にあります。
シャンプーや乾かし方などはすぐにできるケアですのでぜひ今日から始めてみてくださいね!
カラーやパーマのダメージから髪を守るならZEROカラーケアフォーム
何より髪を絡ませないためにはダメージを防ぐことが大切です。
ZEROカラーケアフォームにはカラーやパーマのダメージから髪を守る効果がありますので、ヘアケアの1つとして取り入れてみてはいかがでしょうか。
枝毛やパサつきを抑えストレスのないヘアケアをしてくださいね!