【育毛?】あなたに合う頭皮マッサージ方法【リラックス?】
頭皮マッサージの様々な効果
頭皮にマッサージにはどんな効果があるかご存知ですか?
代表的な効果として
- 頭皮の血行促進
- 小顔効果
- 顔のリフトアップ
- 抜け毛、白髪予防
- リラックス
などがあげられます。
『育毛』や『アンチエイジング』を目的として日々のヘアケアに頭皮マッサージを取り入れているも多いのではないでしょうか。
ヘッドスパ専門店が増えていることからも、最近では頭皮の疲れを感じている人が増えていることがわかります。
在宅ワークが増えている現在、スマホやPCと向き合う時間が長くなるので首、目、頭と疲れやすくなっています。
そんなとき自分で頭皮を揉みほぐすだけでもゆったりとリラックスできます。
そこで今回は頭皮のマッサージ方法別にその効果を詳しくお伝えしていきます。
今、あなたに必要なマッサージが分かるようになりますので、ぜひ最後まで読んでくださいね!
美容室で行うヘッドスパの効果についてはこちら
【効果抜群】頭皮が硬いならヘッドスパ
それぞれの方法による効果の違い
マッサージの技術にはいくつかの種類があります。
もみほぐしたり、叩いたり、圧を加えたり。
ここからはいくつかあるマッサージ技術に、それぞれどんな方法と効果があるのかを詳しくご紹介していきます。
各効果を知ることで『気持ちいい』だけでなく、しっかりと目的を持って頭皮マッサージができますので参考にしてくださいね!
技術① 圧迫法(あっぱくほう)
頭皮を圧迫して放す方法です。
側頭部を手のひらで圧迫し引き上げながら3回まわします。
その後、5秒間圧迫してゆっくりと手を離します。
効果
- 副交感神経の活性化(リラックス)
- ストレスの軽減
- 快眠
- 集中力UP
- 身体の疲労軽減
- 思考のポジティブ化
- 頭皮の血流量の増加
解説
圧迫法は数ある技術の中でも最も血流量を増やす効果が高いマッサージです。
圧迫することによって血液の流れは一時的にせき止められますが、圧迫を放した時に一気に血液が流れ出します。
その血流量は通常の120%に及びます。
育毛や白髪予防に最も効果の高い方法です。
技術② 指圧法(しあつほう)
人差し指、または中指を使いポイントで圧を加える方法です。
耳前からフェイスラインに沿って富士額に向かい、1点につき3秒ずつ指圧し離します。
フェイスラインを指圧した後はセンターラインを少しずつ上がっていきます。
効果
- 副交感神経の活性化(リラックス)
- 頭皮の血流量UP
- ストレスの軽減
- 気分の改善
- 身体の疲労軽減
- 快適性UP
解説
指圧法は東洋医学に基づいた経絡療法です。
頭皮には経穴(ケイケツ)トイ呼ばれるたくさんのツボがあり、押すツボによって様々な効果を得られます。
目の疲れには耳の前のツボ、安眠効果には首の付け根のツボというように経絡を通して間接的に患部を癒します。
予防医学の観点に基づいた考え方で体の調子を整え、病気を防ぐことが目的です。
頭皮のツボの場所と効果についてはこちらからご覧いただけます。
【1日1押】頭皮のツボの場所と効果
技術③ 揉捻法(じゅうねんほう)
指先で頭皮を揉み解す方法です。
親指以外の4指で前頭部から揉み解すように強弱をつけながら小さな円を描くように頭頂部へ動かします。
効果
- 副交感神経の活性化(リラックス)
- 体温の上昇(額、鼻、頬、首、前腕)
- 集中力UP
- 身体の疲労軽減
- 顔のリフトUP
解説
揉捻法は頭皮の柔軟性UPに効果的な方法です。
頭皮は乾燥して水分が少なくなると硬くなってしまいます。
硬い頭皮は血行が悪く、髪の毛に栄養が届きにくいため薄毛の原因に…。
揉捻法で頭皮を引き上げるようにマッサージを行うと血行促進に繋がります。
またお顔のリフトUP効果が一番高い方法でもありますので、お出かけ前などにもおすすめです。
技術④ 強擦法(きょうさつほう)
指先を使い頭皮を引き上げる方法です。
4指で顔まわりや襟足から、頭頂部向かって力を込めながら引き上げるように動かします。
ゆっくりと一定の速さで行います。
効果
- 副交感神経の活性化(リラックス)
- 体温の上昇(鼻、頬、首、前腕)
- 快眠
- リラックス
解説
強擦法は心をリラックスさせる効果のあるマッサージ方法です。
副交感神経を活性化し、心身ともに休息へ導きます。
疲れが溜まっている時やイライラしてしまった時におすすめです。
また頭皮には首から耳上までした太い血管がなく、その上は全て毛細血管になります。
強擦法で物理的に血液を押し流すことで頭皮に新たな毛細血管が生まれ健康な髪の育成にも繋がります。
技術⑤ 軽擦法(けいさつほう)
頭皮を軽くさする方法です。
手掌全体を頭部に密着させ、頭頂部に向けてさする程度の強さで滑らせます。
ゆっくりと一定の速さで行います。
効果
- 副交感神経の活性化(リラックス)
- ストレスの軽減
- 体温の上昇(首)
- 思考をクリアにする
解説
軽擦法は覚醒効果の高いマッサージです。
ぼーっとしてしまう時や、やる気を出したい時におすすめの技術。
小さい頃、人に頭を撫でられて癒された経験がある人も多いはず。
頭皮マッサージは様々な方法で行いますが、1番最後に軽擦法を行うことですっきりとした気持ちになれます。
以上がマッサージの技術別の効果になります。
ちょっとマニアックになってしまいましたが、ここまでご紹介したマッサージ方法と効果は、科学的に証明されているものです。
参考資料 :『ヘッドスパ』における頭皮マッサージ基本手技が心身に及ぼす影響
美容室のヘッドスパや、私が動画で紹介している頭皮マッサージの方法もこれらの技術を組み合わせて作っています。
なんとなく気持ちがいい動きにも実ははっきりとした目的があるんですね。
このようにマッサージ技術にはそれぞれ分かりやすい特長がありますので、ご自分で頭皮マッサージをするときも目的に合わせて動きを使い分けてみてはいかがでしょうか。
(筆者は育毛をしたいので圧迫法をメインにしています)
たったの3分でも効果的
頭皮マッサージは長い時間をかけなくてもその効果を得ることができます。
ご紹介した効果を検証するにあたって行ったマッサージの時間は3分間。
たった3分のマッサージでも十分効果が出ますので、ふとした空き時間にもできてしまいますね。
日頃から頭皮にふれる時間を作ってこまめにマッサージをすると健康な頭皮環境を保てますよ。
時間別 おすすめの頭皮マッサージ
さて、マッサージの効果がはっきりしたところで最後に1日のリズムに合わせたマッサージをご紹介します。
1日3回、ちょっとした隙間時間にぜひやってみてくださいね。
朝、目が覚めたら
圧迫法→指圧法→軽擦法
寝起きでぼーっとしてしまう人におすすめの順番です。
圧迫法で脳に流れる血流を増やし指圧法で刺激を与え、軽擦法でスッキリ覚醒!
気持ちいい1日のスタートを迎えます。
昼、昼食後
強擦法→指圧法→軽擦法
血液が重力に沿って体の下の方に溜まってきます。
強擦法と指圧法で頭の血の巡りをよくして、軽擦法で気合を入れて、午後に備えます。
もうひと頑張りできる気持ちに。
夜、就寝前
圧迫法→強擦法→揉捻法
1日の終わりはゆっくりとしたスピードで1日頑張った頭皮の強張りをほぐしてあげましょう。
揉捻法で心地よい眠気を誘い、質の良い睡眠が取れます。
マッサージ方法はたくさんありますので、そのときその時に合わせた方法で自分なりの技術を探してみるのも楽しいですね!
毎日の頭皮マッサージで健康な育毛環境を
『育毛』『白髪予防』『リフトアップ』『アンチエイジング』など様々な効果のある頭皮マッサージはいつでも手軽に行える頭皮ケアです。
特別な道具も必要なく、お金がかからないのも魅力です。
簡単なマッサージ方法は動画でもご紹介していますのでこちらも合わせて参考にしてもらえると嬉しいです。
ぜひ毎日のケアに取り入れて楽しみながらセルフスパをしてくださいね!