【つや髪復活】キューティクルを修復する方法

トリートメント, ヘアケア, 健康, 解説, 頭皮ケア

美しいツヤ髪はキューティクルが命

ツヤ髪 ヘマチン

ツヤのある流れるような美しい髪はいつでも女性の憧れ。

髪をキレイに保つため、日々トリートメントやブローなどをして髪の表面を整える努力をしている人も多いはず。

それもそのはず。

髪を整え、潤いのある光沢を見せるためには何より髪の表面にあるキューティクルが整っていることが大切です。

私たちの髪の毛は毎日のシャンプーやブロー、降り注ぐ紫外線にカラーやパーマの薬剤によってダメージを受けています。

ダメージを受けた髪はキューティクルが乱れたり、剥がれたりして、パサパサとツヤのない状態に…。

パサついた髪は不健康で老けた印象にみせてしまいます。

そこで今回は髪を美しく保つため、ダメージを受けた髪にキューティクルを取り戻す方法をご紹介します。

たくさんのシャンプー、トリートメントを使っても効果が感じられなかった、という人はぜひ参考にしてくださいね!

 

 

キューティクル修復にはヘマチンを使おう

ヘマチン ヘアケア

まず結論からお伝えします。

髪のキューティクルを取り戻すためには『ヘマチン』がおすすめです。

ヘマチン配合のヘアケア製品はドラッグストアではあまり見かけることはありませんが、ネットで検索するとたくさんの商品があります。

あるメーカーでは「ヘマチンは髪の毛の原液」とまで謳っています。

ヘマチンは昔から美容室でカラー・パーマ後の専用処理剤として使われていてお客様のヘアケアをしっかりと考えている美容師さんほど専用の処理剤として使用しています。

ヘマチンを使うことで髪や頭皮を守れることが分かっているからですね。

 

 

ヘマチンってなに?

ヘマチン キューティクル

ヘマチンは、血液の中に含まれている成分です。

「血液」の中の「赤血球」の中の「ヘモグロビン」の中にあります。

特にヘアケアに関わる特徴としてヘマチンにはタンパク質と結合しようとする性質を持っています。

髪の毛の主成分はケラチンタンパク質なので、ヘマチンを髪に使うと毛髪のケラチンと結合します。

つまりヘマチンがケラチンと結合することで、髪を覆いダメージを補修するという仕組みです。

 

 

ヘマチンは擬似キューティクルを作る

ヘマチン 髪修復

ヘマチンには髪の表面に擬似キューティクルを作る働きがあります。

上記の左写真のように健康な髪は表面にあるキューティクルびっしりと隙間なく存在し、ピッタリと閉じています。

ですがダメージ毛(中写真)ではキューティクルは無くなってしまい、髪の内部(コルテックス)が丸出し状態。

この状態の髪の毛は表面にバリア機能を持つキューティクルがないため、湿気を吸いうねりが出やすくなります。

また水分を保つこともできずツヤのないパサついた状態です。

髪に強度がないため、ヘアアイロンやコテでスタイリングをしてもすぐに落ちてしまいます。

ですがヘマチン配合のトリートメントを使用すると右写真のように、キューティクルに似た構造の物質が髪の表面を覆います。

これはヘマチンが毛髪内のケラチンタンパク質と反応することによって作られた擬似キューティクルです。

『髪のダメージを治している』のとはちょっと違いますが、健康毛に寄せている状態と言えます。

そのため髪にはしなやかなハリコシが出て、表面が整うことでツヤも出てきます。

参照元:『シャンプー・トリートメントによる毛髪の修復機構』

 

 

髪の毛は死滅細胞

髪の毛死滅細胞

私たちの髪の毛は『死滅細胞』と言って死んだ細胞の集まりです。

体の傷と違って髪の毛は自分でダメージを修復することができません。

そのため髪をキレイに見せるためにはどうしても外側からケアをする必要があります。

そんな時に頼りにしているのがお風呂で使うトリートメントやオイルタイプのアウトバストリートメントですよね。

これらのトリートメントには『皮膜形成剤』というものが含まれていて髪の表面を均一化することで滑らかにしツヤを表現しています。

・『ヘマチン』は擬似的にキューティクルを作り、バージン毛のようにハリコシを復活させるモノ。

・『皮膜トリートメント』は髪表面を滑らかにしてツヤを出すモノ。

と思っていただくといいかもしれません。

またこれらのアイテムはそれぞれを邪魔することがないので、しっかりケアをしたい場合は両方使っても問題ありません。

 

 

髪を元気にするならヘマチンケア優先

髪 強くする ヘマチン

私の個人的な考えとしてはヘマチンでベースを整えることが大切だと思っています。

わかりやすい例を挙げると肌荒れ。

『肌荒れを治したい』と思った時にはどのようなケアをしますか?

まず化粧水を見直す、効果がなければ皮膚科にいく、そして薬をもらい治していきますよね。

「肌荒れがひどいからファンデーションをいっぱい塗って直そう」と思う人はいないはず。

ヘマチンと皮膜系トリートメントの違いはここにあります。

言うなればヘマチンは薬、皮膜系トリートメントはファンデーション、こんな感じです。

まずは髪を強くする(ヘマチン) それから表面のお化粧をする(皮膜系)

このような考え方でトリートメントを使い分けていただくのが髪にとって優しい方法だと考えています。(あくまで個人的な意見です)

 

 

他にもヘマチンにはたくさんの効果がある

ヘマチン キューティクル ヘアケア

ここまでキューティクルを復元するためにはヘマチンが良いとお伝えいたしました。

実はヘマチンにはそれだけでなく、髪と頭皮に良いたくさんの効果があります。

・カラー、パーマが長持ちする

・頭皮の匂いケアができる

・白髪予防ができる

などなど他にもたくさん。

ヘマチンの優秀すぎる効果はこちらのブログで詳しくお伝えしているのでぜひ合わせて読んでみてください

【ヘマチンってどんな効果があるの?】

 

 

ヘマチン製品の選び方

ヘマチンシャンプー選び方

ヘマチン配合の製品はたくさんありますのでいざ欲しいと思った時にはどう選べばいいか分からないかもしれません。

ここでは簡単にヘマチン製品を選ぶ際にみて欲しいポイントをお伝えしますので参考にしてください。

 

ポイント① 色

ヘマチン製品は原料の関係上、黒い色をしています。

ヘマチン配合でも中身の色が黒くない場合、配合量はかなり少なめと考えられます。

あまり薄いとヘマチンの効果を得られないかもしれないので注目してみましょう。

ポイント② 表示順

シャンプーやトリートメントは配合成分の多い順に【全成分】が表記されています。

まずは【水】、次に【界面活性剤】〜 と続いていきます。

ヘマチンの効果を得たいときは【ヘマチン】の表記が前の方にきているものを選びましょう。

ポイント③ 匂い

ヘマチンは動物性の成分なので独特の匂いがあります。

人によっては嫌悪感を抱く場合もあり、日々のケアにストレスを感じてしまう場合は避けましょう。

ポイント④ 価格

ヘマチンは実は原料そのものがかなり高価です。

検索するとわかりますが、ヘマチン配合の製品は2000~5000円のものが多く、ちょっと高めです。

配合率が高いほど製造コストもかかるので、あまり安くできないのが正直なところ。

あまりに安価な製品は成分自体がかなり少なめかもしれませんので注意しましょう。

 

 

ヘマチン配合のアイテムで丈夫な髪を

ヘマチン つや髪 キューティクル

ここまでご紹介したようにヘマチンにはダメージした髪の毛に擬似キューティクルを作り、健康毛に近づける作用があります。

・髪にハリコシを出したい

・ツヤが欲しい

・ぱさつきが気になる

そんなときはぜひヘマチン配合のヘアケアアイテムを使ってみてくださいね!

 

 

ヘマチン配合のZEROカラーケアフォーム

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