【白髪染めが白髪が増やす?!】ヘアカラーと頭皮の関係

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白髪染めが白髪を増やす?

白髪染め 頭皮

30代を超えたあたりからチラホラと増え始める白髪。

白髪が多くなると実年齢よりも老けて見えてしまうので、
できることなら白髪は目立たないほうがいいし、増えないで欲しいですよね。

実際に白髪が気になって染めている人は多いはず。

ですがこの白髪染め、逆に白髪を増やしている可能性があることをご存知ですか?

白髪染めが白髪を増やすなんて本末転倒…。

そこで今回は、現在白髪染めをしている人にも、これから染めようと考えている人にも、
ぜひ知っていただきたい事実と、白髪を増やさないために白髪染めの後で大切なケアの方法をお伝えしていきます。

 

 

知っておきたいヘアカラーの成分

カラー剤 ミックス

現在カラー剤で主に使用されているのは『酸化染毛剤』という1剤と2剤をミックスして使うタイプの種類です。

この薬剤の中には次のようなものが入っています。

1剤に入っているもの

・アルカリ剤
薬剤が髪の内部に浸透するために、髪表面のキューティクルを開く役割(アンモニアなど)

・酸化染料(ジアミン含む)
酸素と結びついて発色し、髪を染める染料(ブラウン、レッド、アッシュ、オレンジ、など様々)

・界面活性剤
カラー剤の浸透を助ける役割

2剤に入っているもの

・過酸化水素
アルカリと反応して髪を脱色する。酸素を発生させて酸化染料を発色させる

これらがミックスされて髪の中で化学反応を起こすことで白髪を染めています。

「だから何?」

と言われてしまいそうですが、大切なのはここから。

実はこのカラー剤に含まれている成分は髪を染めるために必要不可欠なのですが、
頭皮にとっては大きな負担となっています。

 

 

白髪染めは頭皮に負担をかけている

ヘアカラー 頭皮

白髪染めを続けていると気になるのは、髪が伸びてきたときに出てくる根元の白髪ですよね。

根元の白髪を隠したくて、ついカラー剤を地肌までしっかり塗ってしまいませんか?

実はこのカラー剤は頭皮にとって大きな負担になってしまいます。

というのもカラー剤は髪に浸透するのと同じように頭皮の表面にも浸透します。

頭皮に浸透した薬剤は頭皮に留まり、細胞を攻撃して健康な髪の成長を阻害してしまうと言われています。

・アルカリ剤
頭皮の表面は通常、弱酸性の皮脂膜に覆われて安定しています。
アルカリに触れた頭皮は皮脂膜が奪われ、頭皮内の水分が保てない状態になります。
そのため頭皮が乾燥し硬くなり、血行の悪い状態に…。

・酸化染料(ジアミン含む)
酸素と結びつかず発色しなかった酸化染料は、そのまま髪の中に残り、シャンプー時に少しずつ流れ出ていきます。
ジアミンはアレルギー物質でもあり、頭皮に対する刺激を与えます。

・過酸化水素
活性酸素の一種です。分子が非常に小さく、頭皮に入り込み細胞を傷つけてしまいます。
髪を作る細胞、髪に色をつける細胞が残留した過酸化水素に傷つけられると、抜け毛や白髪を増やす可能性があります。

ヘアカラー 残留

 

このように白髪染めは白髪を目立たないように染めると同時に、
染め方によっては白髪を増やす原因になってしまいます。

 

 

白髪染めの後には適切なケアが必要

白髪染め 頭皮 かゆい

実はここまでご説明していたカラーの残留薬剤というのは1度や2度のシャンプーでは落としきることができず
2週間程度は髪と頭皮に残り続けると言われています。

そして頭皮に残っている間は髪を作る『毛包幹細胞』、髪に色をつける『色素幹細胞』を攻撃し続けてしまいます。

そうさせないためには白髪染めをした後は残ってしまう余分な薬剤をしっかりと洗い流すことが大切です。

 

 

残留薬剤を洗い流す成分は『カタラーゼ酵素』と『ヘマチン 』

残留薬剤除去 ヘアカラー

『カタラーゼ酵素』と『ヘマチン』という成分は聞いたことがないかもしれません。

これらの成分は美容室や理容室では当たり前に使われています。

それぞれの働きをご説明します。

カタラーゼ酵素
カタラーゼ酵素には『過酸化水素』を『酸素』と『水』に分解する働きがあります。
過酸化水素は活性酸素の一種であり、人の体を老化させる物質です。
頭皮や髪に残留してしまう過酸化水素を分解することで、頭皮の老化、白髪の原因物質を除去します。
また、カタラーゼ酵素の多い皮膚は毛穴を小さく、アンチエイジングの効果もあると言われています。

ヘマチン
ヘマチンには酸素を吸収する働きがあります。
カラー後に大量に発生する活性酸素を吸収し、取り除くことで頭皮の健康を守ります。
他にも
・頭皮を乾燥させてしまうアルカリを除去する作用
・カラーの酸化発色を促進して、色落ちを防ぐ
・髪にハリコシを出す
このような効果があります。

美容室や理容室ではこれらの成分が配合されたシャンプーや、ヘアカラー専用の処理剤を使用することで
髪や頭皮に余分な薬剤が残らないようにケアをしています。

 

 

ホームケアでも残留除去が必要

ヘアカラー ホームケア

前述したとおり、ヘアカラーの残留薬剤は1度や2度のシャンプーでは落としきることができず、
美容室や理容室で専用のケアをしても完全に除去することはできません。

そのため、ヘアカラーをした後はホームケアでも毎日、このようにいらないものを取り除くマイナスケアが必要です。

ましてホームカラー派の人はなおさら大切。

今、シャンプーには数百を超える商品が出ています。

ご自分に合ったものを見つけるのは一苦労かもしれませんが、ヘアカラーをした後には
『カタラーゼ酵素』や『ヘマチン』が配合されたアイテムを使ってみてはいかがでしょうか。

『白髪染めが白髪を増やす』

そんなことにならないように、
ヘアカラーをした後は頭皮ケアをしっかり行ってこの先も長くカラーを楽しんでいきたいですね!

 

 

カラーケアに迷ったらZEROカラーケアフォームを

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残留薬剤の処理にはZEROカラーケアフォームがオススメです。

ヘマチン、カタラーゼ酵素を配合したマイナスケアに特化した商品。

ヘアカラー直後から使えて、今お使いのシャンプーやトリートメントは変えなくていいという優れもの。

どんな作用があるのか動画でご紹介しますのでよかったら覗いてみてくださいね。

(画像をクリックで再生)

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