【抜け毛の原因】タバコが髪に悪いのはどうして？【電子タバコも？】

【百害あって一理なし？】タバコと髪の関係

タバコ　髪

『タバコが健康に悪い』というのは有名な話なので「体に良い！」と考えながら吸っている人はいないはず。

がんを引き起こす
肺の機能を低下させる
呼吸が浅くなる
肌が荒れる
体臭や口臭がキツくなる
無駄にお金がかかる

などなど悪い話ばかりのタバコですが、髪にとってはどのようなことが起こると思いますか？

このブログではヘアケアに関する情報をお届けしているので、今回はタバコと髪の関係についてお伝えしていきます。

現在タバコを吸っている人、電子タバコにしている人、禁煙中の人、周りに喫煙者がいる人はぜひご一読ください。

タバコは髪にとって悪影響

タバコ　育毛

結論からお伝えすると『タバコは髪にとって悪いモノ』です。

例えば以下のような影響があります。

抜け毛が増える
白髪が増える
髪が細くなる
髪が臭くなる

このようなことが起こります。

『健康になるために』『髪を増やすために』そんな理由からタバコを吸うことはありませんが、どうしてタバコが髪に悪いのか。

そのことを知っておくとタバコとの付き合い方が変わるかと思いますのでご説明します。

髪に悪い影響を与える３つの物質

タバコ　悪影響

タバコを吸うことで髪に良くないことが起こるのは、タバコに含まれる成分にあります。

それがこの３つ

【タール】【ニコチン】【一酸化窒素】

タールやニコチンについてはご存知の人も多いと思いますが、一酸化炭素についてはまだ知らない人が多数いますのでそれぞれの影響をご説明します。

【タール】

タールとはいわゆる『ヤニ』と呼ばれる物質のことです。
タバコを吸う人の歯が黄色くなっていくのはこのタールが原因です。
非喫煙者と喫煙者の肺を比較する写真で見るように肺の表面に蓄積し、肺の機能を弱らせてしまいます。
肺の機能が低下すると呼吸が浅くなり、体に取り込む酸素の量が減ってしまいます。
健康な髪を育てるためには酸素が豊富に含まれた血液が頭皮に届かなければいけません。
そのため、呼吸が浅くなると届けられる酸素の量も減ってしまい、毛根に栄養が届かなくなってしまいます。

【ニコチン】

ニコチンには髪に良くない様々な作用があります。

体を興奮状態にさせる
（人の体は興奮状態になると毛穴が塞が流ため、頭皮の皮脂分泌のバランスが崩れます）

全身の血管を収縮させる
（頭皮を通る毛細血管が狭くなり、血液が届かなくなります）

男性ホルモンを増やす
（AGAの原因物質が増えてしまいます）

活性酸素を大量に発生させる
（活性酸素は人を老化させるため、白髪や細気の原因になります）

【一酸化炭素】

意外と知られていないのが一酸化炭素です。
喫煙はタバコの葉の不完全燃焼の煙を吸うものですので高濃度の一酸化炭素を吸っていることになります。
一酸化炭素は血液の中のヘモグロビンと結合しやすく、本来結合するはずの酸素が行き場を失ってしまい血液が酸欠状態になります。
そのてめ心臓に負担がかかってしまいますし、当然頭皮にも酸素が届かなくなってしまい、髪の成長を阻害してしまいます。

このようにタバコを吸うことは体に悪いのはもちろん育毛や美容の観点から見ても良くないのです。

最近はやりの電子タバコなら大丈夫？

電子タバコ　髪

においが少なく、見た目もおしゃれなことから髪タバコをやめ電子タバコにしている人も多いですよね。

ではこの電子タバコは髪にとって影響はないのでしょうか。

その結論は『モノによる』です。

実はまだ電子タバコが健康に与える影響については良くわかっていないのが現状。

そのため、今言えることは『まだわからない』ということになります。

ただ、電子タバコにも種類がありますのでわかる範囲でお伝えしますね。

タバコの葉を加熱するタイプ

iQOSやgloなど、火を付けずにタバコの葉を加熱するタイプのタバコ。
こちらは火を使わないため、タールと一酸化炭素による害はないと言えそうです。
前述したとおりニコチンによる影響はあるので紙タバコよりも悪影響は少ないでしょう。

リキッド（液体）タイプ

VAPEなどのリキッドタイプの電子タバコは主成分が、食品添加物や薬品のベースに使われる『PG』や、植物性グリセリンに香料を混ぜたモノです。
タールが出ないのはもちろん、ニコチンも含まれていないため、健康への被害は今のところ無いと言えそうです。
髪にとっても悪い影響はなさそうですね。