【NGケア】縮毛矯正で髪を傷ませない方法【OKケア】

トリートメント, ヘアケア, 解説

正しいアフターケアで艶髪キープ

縮毛矯正 ケア

頑固なクセ毛もサラサラストレートにしてくれる縮毛矯正。

湿度が高くなる梅雨や、汗をかく夏前にかける人も多いですよね。

私自身もそうなのですが、じめじめした季節は髪が湿気を吸収していつもよりうねりが強く出てしまいます。

髪が広がって頭は大きく見えるし、前髪も決まらなくてイライラ。

そんな時、一発で髪を真っ直ぐにして半永久的にストレートに保つ縮毛矯正はくせ毛のストレスを減らす強い味方です。

ですがそれと同時に髪にとって大きなダメージがあることもまた事実。

そこで今回は縮毛矯正をした後にもできるだけ髪を健康に保つために『してはいけないケア』『してもらいたいケア』方法をご紹介します。

正しいアフターケアをして艶のあるサラサラヘアーをキープしてくださいね。

 

 

縮毛矯正は髪に大きなストレス

縮毛矯正 ダメージ

縮毛矯正は書いて字の如く『縮れ毛を真っ直ぐに矯正する施術』です。

あまり良い表現ではありませんが、くせのある髪の毛を無理やりストレートにして固定しています。

その方法は、まず還元剤と呼ばれるアルカリ性の薬剤で髪のくせを壊します。

そうすることで髪の内部が生卵のようなふにゃふにゃの柔らかい状態になります。

髪の毛を生卵の状態にしたら、ヘアアイロンで真っ直ぐに伸ばしながら熱を加えて固めます。

生卵が卵焼きになるようなイメージですね。

縮毛矯正 説明 髪 卵

最後に整えた形が元に戻らないように固定する薬をつけます。

そうするとサラサラのストレートヘアが完成。

これが縮毛矯正の仕組みです。

一見簡単なように思うかもしれませんが、実はこの作業は髪の毛にとって大きなダメージです。

人の髪の毛はもともと弱酸性の状態が一番落ち着いています。

そこにアルカリ性の還元剤をつけて髪の内部の構造を壊すことで、髪はとてもデリケートでダメージを受けやすい状態になります。

そんなデリケートなところにヘアアイロンの160~200度の高温を当てると、髪は大火傷してしまいます。

縮毛矯正では不可欠な工程なので仕方ないのですが、髪にとって大きなストレスになっていることも知っておきましょう。

 

 

縮毛矯正はアフターケアが大切

花粉症 ヘアケア

縮毛矯正をした後にキレイな髪を保つためにはアフターケアがとても大切です。

ここからはできるだけ髪の傷みを防ぐために『してはいけないNGケア』『するべきOKケア』に分けて、正しいホームケアの方法ご紹介します。

 

 

してはいけないケア

縮毛矯正 傷む

かけたその日にシャンプーをする

縮毛矯正をかけたその日はシャンプーを控えましょう。

薬剤の化学反応が終わるまでに36~48時間かかるとも言われていて、まだ髪が不安定な状態です。

縮毛矯正が早く落ちてしまわないようにかけたその日はシャンプーは控えることが大切です。

髪を濡らす

縮毛矯正後の髪はまだ弱酸性に戻りきっていません。

髪にアルカリが残っているため、水に触れるとキューティクルが余計に開き髪がブヨブヨにふやけた状態になってしまいます。

そのままでは髪のダメージがどんどん進んでしまいますので、できるだけ髪を濡らさないようにしましょう。

もし濡れてしまった場合はしっかりとドライヤーで乾かしてください。

髪をしばる、留める

縮毛矯正をしたばかりの髪は固定されている部分とされていない部分があります。

固定されていない場所に外から髪を曲げるような力を加えてしまうと変なクセがついてしまうかもしれません。

髪にストレスを与えないように縛ったり、ピンで止めたりしないようにしましょう。

できれば耳にかけるのもしないほうがいいです。

どうしても必要な場合はシュシュやワニぐちクリップなどで柔らかく留めましょう。

 

したほうがいいケア

縮毛矯正 正しいケア

弱酸性のシャンプーを使う

1日以上置いた後、シャンプーは弱酸性のものを使用することがオススメです。

縮毛矯正後の髪はアルカリ性に傾き、髪がデリケートな状態になっています。

弱酸性のシャンプーを使って少しずつ髪を落ち着かせてあげましょう。

市販のシャンプーが酸性かアルカリ性かわからない場合には美容師さんに聞いてもらうと弱酸性のシャンプーを紹介してくれますよ。

必ず乾かす

何度も言うようですが髪をしっかりと乾かしましょう。

髪が安定するまではとにかくしっかりと乾かすことが大切です。

縮毛矯正後の髪は水分を保つ力が弱くなっているので濡れたまま放置していると乾燥しすぎてしまいます。

髪が濡れたらよく乾かして最後は冷風でキューティクルをしめる。 このことを意識しましょう。

残留薬剤を落とし切る

『縮毛矯正をかけた直後はキレイなのに2〜3週間後にはパサついてしまう』

そのような心当たりがあったら残留薬剤が原因かもしれません。

縮毛矯正をした後の髪には1剤に含まれるアルカリや、2剤に含まれる過酸化水素が残っています。

実はカラーやパーマ、縮毛矯正のあとで髪のダメージを進めているのはこの残留薬剤でもあるんです。

特に過酸化水素は2~3週間は髪に残ると言われていて、残っている間はずっと髪にダメージを与え続けてしまいます。

髪のダメージを進ませないためには専用のアイテムを使って余分な薬剤をしっかりと落とし切ることが大切です。

残留薬剤を洗い流すならZEROカラーケアフォーム

 

 

 

サラサラヘアをキープするためにはアフターケアが大切

花粉症 ヘアケア

いかがでしたか?

ここまで縮毛矯正のアフターケアの方法をご紹介しました。

縮毛矯正は1度かけてしまえば根本が伸びるまでずっとストレートを楽しめます。

ストレートヘアはつや、まとまりがあるとよりキレイに見えますよね。

縮毛矯正は時間もお金もかかる技術ですので、正しいアフターケアをしてできるだけ長くキレイに保ってくださいね!

 

 

残留薬剤の除去にはZEROカラーケアフォームがオススメ

縮毛矯正 パサつき防止

ホームケアで残留薬剤を落とすならZEROカラーケアフォームがオススメです。

縮毛矯正後に残るアルカリや過酸化水を洗い流し、髪を健康な状態に保ちます。

このようなアイテムは美容室がプロ専用として使うことはあっても一般的にはなかなか手に入りにくいもの。

カラーやパーマのケアにも使用できますので、ぜひ使ってみてくださいね!

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