【赤い頭皮は要注意】色で見る頭皮の健康チェック
あなたの頭皮は何色?
あなたはご自分の頭皮が健康だと思いますか?
それともトラブルを持っていると思いますか?
健康な髪を育てるために普段から頭皮は健康な状態を保っていたいですよね。
実は頭皮の健康状態は色を見るだけですぐに判断できるのです。
今回は色別に見る頭皮の健康チェックについてお伝えしていきます。
ひと目でわかる頭皮の健康状態
人の頭皮状況は毎日の生活によって日々変化しています。
ストレス、寝不足により血行が悪くなったり、紫外線や乾燥によって潤いが不足したり。
このような内的要因、外的要因の影響を受けやすい部分です。
そんなとき頭皮の健康状態を簡単に知るためのバロメーターになるものがあります。
それが頭皮の色です。
もし今近くに鏡があったらぜひご自分の頭皮の色を見てみてください。
おそらくほとんどの人が青白い、黄色っぽい、赤っぽい、この中のどれかだと思います。
頭皮の色は信号機と同じ
頭皮の色はよく信号機に例えられます。
『青色なら安全、黄色なら注意、赤色なら危険』と言われていて頭皮の状態を知るためにはまず色を見ることが大切。
そこでここからはそれぞれの色についてお伝えしていきます。
青い頭皮は健康な状態
健康な頭皮とは「青白く透き通っていて、適度な弾力のある状態」のこと。
毛根の色が透けるような青白い頭皮は、血流がよく適度に水分が保たれていると言えます。
つまり頭皮の色が青白かったら毛根まで栄養が届きやすく健康な髪の毛が成長しやすい状態です。
当てはまった人は普段からこの状態をキープしてあげてくださいね。
黄色い頭皮は要注意
頭皮の色が黄色かったら注意が必要です。
黄色は頭皮が老化を起こしているサイン。
このまま放置しておくと「エイジング毛」といって、うねりのあるパサついた髪が出てきてしまうかも。
エイジング毛は水分がなくツヤが出にくい髪なので老けた印象になってしまうことも…。
原因と対策を知り頭皮のエイジングケアをすることが大切です。
頭皮が黄色くなる原因は『酸化ストレス』
頭皮が黄色くなる原因は頭皮が『酸化』という現象を起こしているからです。
頭皮の酸化が進むと、黄色くくすみ、弾力を失って水分を保てなくなってしまいます。
その結果、頭皮が老化し生えてくる髪は水分の少ないパサついた状態に変化してしまいます。
頭皮酸化の原因は『活性酸素』
頭皮が酸化するのは活性酸素の影響によるものです。
活性酸素は体内に入った悪い菌をやっつけたり、体内の免疫機能や感染防御の重要な役割を持っていて
私たちが生きていく上でに欠かせないものです。
しかし活性酸素が過剰に増えると、細胞が酸化して体や肌、頭皮にダメージを与えてしまいます。
活性酸素を過剰に発生させてしまう原因
- 紫外線
- タバコ
- ストレス
- 酸化した食べ物
- ヘアカラーなどの薬剤
普段から抗酸化作用のある食べ物を取り入れり、運動習慣、十分な睡眠時間の確保など、
生活習慣を整えることで活性酸素が過剰に発生することを抑え、酸化ストレスから頭皮を守ることが大切です。
対策には身体の内外からの抗酸化ケア
酸化ストレスの対策には身体の内側と外側からケアすることが効果的です。
内側からのケアに有効な抗酸化効果のある成分と多く含まれている食べ物をご紹介いたします。
- ビタミンA…トマト、ホウレンソウ、ピーマン、ブロッコリーなどの緑黄色野菜。
- ビタミンC…パプリカ、じゃがいも、キウイ、柑橘類、イチゴ、柿など。熱に弱く水溶性なので、生がおすすめです。
- ビタミンE…種実類(ごま・アーモンド・ピーナッツなど)やかぼちゃ・アボカド・うなぎなど。
- ポリフェノール…ほとんどの野菜の葉や茎に含まれています。ポリフェノールは種類によって様々な効果があります。
外側からのケアには頭皮用化粧品を
紫外線やタバコの煙などがお肌に当たると皮膚表面からも活性酸素が発生します。
そんなときには酸化を防ぐ成分が含まれている製品でケアをしましょう。
外側からのケアに有用な成分をご紹介します。
- ビタミンC誘導体…抗酸化力が高く、活性酸素の発生を抑えます。
- ナイアシン…表皮細胞増殖や、真皮のコラーゲンの生成を促進。ハリ・弾力、美白ケアにも。
- アスタキサンチン…紫外線を浴びて発生してしまう活性酸素に作用。
- 甘草エキス…抗酸化作用、抗炎症作用、美白
- カタラーゼ酵素…ヘアカラーなどの薬剤に含まれる活性酸素の除去、毛穴の縮小作用
黄色い頭皮には抗酸化ケアを
黄色い頭皮のケアにはご紹介したような抗酸化作用のある食べ物やスキンケア製品が効果的です。
酸化ストレスから体を守って頭皮のエイジングケアをしてくださいね!
赤い頭皮は危険信号
もし頭皮の色が赤だったら今すぐに対策が必要かもしれません。
赤い頭皮は炎症を起こしている可能性が高いと考えられます。
頭皮の炎症の原因はストレスや寝不足などの一時的なものから、慢性的なものなど様々ですが中には放置しておくと白髪や抜け毛の原因になることも…。
非常にデリケートな状態なので痒みやフケが発生しやすい状態です。
頭皮が赤い原因は『血行不良』
頭皮にはたくさんの血管が通っていてそのほとんどが毛細血管です。
とても細い血管なので普段は血液の色が表面に出ることはありません。
しかし血管内で血流が悪くなると、うっ血してしまうためその部分が赤く見えることがあります。
頭皮の血行が悪いまま放置すると正常に髪が育たないため白髪や抜け毛が増えてしまいます。
血行不良の原因は様々
頭皮の血行が悪くなる理由は日常生活の中に隠れていることがほとんどです。
いくつか例をお伝えしますので当てはまるものがないかチェックしてみてくださいね。
・ヘアケアが自分にあっていない
普段のヘアケアの方法がご自身にあっていない可能性があります。
シャンプーのし過ぎで頭皮が乾燥していたり、すすぎが甘かったりすると頭皮に炎症が起こってしまいます。
またシャンプー後に乾かさないで寝てしまったり、高温のドライヤーを頭皮に当てていたりすると、
頭皮が荒れる原因になります。
・紫外線など外的刺激の影響
紫外線を浴びると頭皮が日焼けし、乾燥しやすい状態になります。
また花粉などアレルギー性物質を含むものは頭皮に刺激を与えてしまいます。
特に頭皮が露出しやすい頭頂部や分け目はダメージが蓄積しやすく、そこから炎症が始まる可能性もあります。
・タバコ、飲酒、寝不足、ストレス
毛細血管はタバコの煙を浴びたり、ストレスを感じると緊張して収縮するため血行が悪くなります。
また寝不足が続くと体が常に緊張状態になり全身を巡る血流が悪くなってしまいます。
対策には生活習慣の見直しや皮膚科の検討を
頭皮の赤みが気になる場合は普段のケアを見直す必要があります。
具体的な方法は次のとおり。
- シャンプーは洗浄力の優しい製品を使用し、よくすすぎ、しっかり乾かす
- 日頃から日傘や帽子を活用して外的刺激から頭皮を守る
- 花粉やハウスダストを寄せ付けないアンチポリューション効果のあるヘアケア製品を活用する
- こまめにマッサージをしたり、運動不足を解消して全身の血流を良くする
- タバコや過度のアルコール摂取を控える
- 痒みやフケが発生してしまったら皮膚科を受診する
このようなケアを心がけると改善されると思います。
いつまでも赤みが引かないようであれば皮膚科医に相談してみることをオススメします。
悩み続けるよりも改善にむけてケアをしてあげてくださいね!
頭皮は土壌、髪は植物
頭皮と髪は、土壌と作物に例えられます。
よく耕され水分を含み栄養の豊富な土壌から元気な作物が育つように、柔らかく潤った頭皮からは力強い髪が成長していきます。
逆に頭皮にトラブルがあると弱々しい髪が生えてきてしまいます。
頭皮が荒れた状態ではどれだけ育毛剤を使って髪を育てようとしても髪は上手に成長することができません。
美しい髪を育てるために、まずは青白く健康な頭皮を目指してケアをしてあげましょう。
頭皮のチェックは硬さを測ることでもできます。
こちらの記事でもチェック方法を紹介していますので合わせて確認してみてくださいね!
頭皮の血行促進にはZEROカラーケアフォーム
頭皮の黄ぐすみを防ぎ、赤みから守るにはZEROカラーケアフォームがオススメです。
『カンゾウ根エキス』や『カタラーゼ酵素』が酸化を防ぎ、『ペリセア』『リピジュア』といった美容成分が頭皮を乾燥から守ります。
洗浄成分がとても優しいので敏感肌や乾燥肌でも安心してお使いいただけます。
頭皮の色に不安があったらぜひ使ってみてくださいね。
髪は伸びてくるまでに時間がかかるもの。
ケアをしてから結果が出るまでには約3ヶ月以上かかります。
未来の髪を守るために今からケアを始めてみてくださいね!